足跡
 旅行貯金との出会いは、父親の一言だった。
「郵便局の窓口で貯金をすると、通帳にその局の印鑑
(主務者印)を押してくれる。」
何かと集めるもの好きな私は、その言葉がきっかけで
郵便貯金をすることにした。

旅行貯金第一歩は、01-03-28の中野郵便局[東京都]。
当時は特にポリシーはなく、普通に貯金口座として使って
いたので、色々な局で入れたり、出したり。金額もバラバラ、
ATMも使っている。主務者印を押してもらって満足していた。
しかし、02-01-05に水島郵便局[岡山県]を訪れた時に窓口
の人が「みなさん支払高の欄にゴム印を押してますよ。」と
教えてくれた。

それ以来、ゴム印も押してもらうようにしたが、ポリシーの
なさは相変わらず。なかなか16時までに郵便局に行けず、
どんどんATMの利用が増えてしまった。
そして、05-09-01の津山郵便局[岡山県]での通帳切り替え
と同時に、ATMばかりとなり、窓口に行っても主務者印をもら
わず、すっかりさめてしまった。
初めの通帳
 再び回り始めると、とにかく1局でも多く回りたい。
とにかく色々回った。旅行貯金とは言うが、16時までは観光
そこそこに郵便局回り。これじゃあ、『旅行貯金』ではなくて
『貯金旅行だ』とも思ったが、まぁいい。

 次第に仲間が増え始め、そこでショックな事実を知る。
私が10-04-02に行った倉敷駅前郵便局と倉敷本町郵便局
[共に岡山県]。友人が11-10-6に行った時には、絵入りの
スタンプになっていた。「なに!!一度行っているからもう行
けない、でもその絵入りスタンプが欲しい!」
その後も何局かそう言う報告があり、そのたびにくやし涙を流
したのである。絵入りスタンプ専用通帳作成にはこんなくやし
さもあってのことだ。その後、13-01-05に絵入り通帳を持っ
て、倉敷駅前郵便局と倉敷本町郵便局に行った。
悔し涙
旧倉敷駅前
新倉敷駅前
旧倉敷本町
新倉敷本町
 そんなこんなで、すっかり忘れていた頃、職場で旅行貯金
をやっている人と出会う。
『1局・1回・1行・1000円・窓口で貯金』と徹底した通帳に、
ちゃんとゴム印も押してある。それを見て、再び私に火が
ついた。

10-03-18の上高田郵便局[東京都]で再スタート。
今度は『1局・1回・1行・1000円・窓口で貯金』。翌日10-03-19
奥多摩郵便局[東京都]で初めて絵入りスタンプと出会う。
それ以来ずっと続いて、18-11-28に馬頭郵便局[栃木県]で
1000局目を迎えた。
二度目の
二度目の通帳
はじめの